環境が子供を育てる 少人数指導、習熟度別指導

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少人数指導、習熟度別指導

 

なぜ少人数指導、習熟度別指導なのか

 

ゆとりのある教育活動を展開する中で基礎を、基本の定着を図り、個性を生かす教育を充実することが挙げられている。この狙いを実現していく重要な視点として、少人数指導、習熟度別授業が、いま注目されている。


このような考え方は臨時教育審議会の第二次答申でもすでに提言されていた。教育の活性化とその信頼を高めるための改革の中で指導方法の工夫や形態の工夫をすることがのべられ、具体例として習熟度別指導、補充指導などが挙げられていた。新学習指導要領の施工めぐって、とりわけ授業時数の縮減と教育内容の厳選とかかわって学力低下の問題が指摘され、学習指導要領の最低基準性など明確にされる中で、少人数指導、習熟度別指導が改めて脚光を浴びたのである。

発展的な学習や補助的な学習の推進を教師を参考資料としての発表し、その中で少人数指導、習熟度別指導についても、実践事例をふかしながら詳細に解説を試みている。少人数指導習熟度別指導は、やはり子供に応じた適切な指導方法のところで取り上げられている。一斉指導、個別指導やグループ別指導といった少人数の指導、理解の状況に応じた繰り返し指導、学習内容の理解や習熟の程度に応じた指導、子供の興味、関心に応じた課題に取り組む学習の指導の五つが挙げられている。

とりわけ学習内容の理解や習熟の程度に応じた指導にかかわって子供の生活集団となる学級と、実際に子供が学習を行う学習集団とはすでに同じものでなければならないという固定的なとらえ方をするのではなく、教科の指導の場面に応じて、柔軟に学習集団を編成することが重要である。これまでになく柔軟に教科の授業において学級の枠を超えて学習集団を編成することをめざす姿勢が読み取れる。まさに学級を中心としておらわれてきた教科指導の在り方が転換期を迎えているといえる。